TOEIC対策 英語教材

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターは英単語暗記におすすめ

英語を話すのに必要な目安の単語数はこの本で学習できる単語数の約3000語と一致する。TOEIC対策の本が英語学習の役に立ちます。

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターの本がおすすめの人

本のタイトルが「TOEIC(R)TEST英単語スピードマスター」ですので、TOEICを受験しようと思っている人で単語の暗記が苦手な人におすすめ

現在この本はTOEIC受験の本よりも、英会話の単語力を増やすために利用をはじめました、もともとは海外で仕事や活動をしたいと思い英語を勉強し始めたときに、人から「TOEICを勉強したら?」とアドバイスを頂いてこの本を購入しました。

英語を話すのに最低限必要な単語数は諸説ありますが、だいたい目安3000語くらいと言われています。この本で紹介されている単語がTOEIC対策のためではありますが、3000語になります。TOEICやTOEFLでなくても英語を学習したい人には1つ持っていて欲しい本です。

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターの本はどんな人が書いてるの?

この本を書いている人は、成重 寿(なりしげ ひさし)さんという方です。筆者はこの成重さんにお会いしたことはありませんが、三重県出身で一橋大学を卒業し、英語教育出版社で書籍・雑誌の編集や通信教育の開発に携わり、フィリピン・マニラにてお仕事をしてた経験もあるようです。この本と同じくTOEIC関連の書籍を出版されている人です。

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターを使った勉強の仕方

この本を使った勉強の仕方ですが、この本に記載されている勉強の仕方を紹介致します。

  1. TOEICに焦点を絞る
  2. 類義語・関連語でまとめて覚える
  3. 「見て分かる」が基本
  4. 反復練習で確実に
  5. 強弱をつけて覚えよう
  6. Part別の必要語彙の特徴
  7. レベル別の学習法

以上の7項目が7つの戦略としてこの本の著者である成重さんによりご紹介されている勉強の仕方です。

ちなみに、この本は初版が2004年になりますので、発行されている時期により多少の違いはあるかと思います。TOEICの出題形式も2016年から変更されています。特に6のPart別の必要語彙の特徴は出題形式が変更されて以来変わっているかと思いますので、気になる人は実際に手にとりご確認されてみて下さい。

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターをおすすめする理由

筆者がこの本をおすすめする理由ですが、冒頭で申し上げた通り、TOEIC受験のために出版された本であるにも関わらず、TOEIC受験以外海外での英会話のために利用を始めました。ですので、TOEIC受験以外の使い方を紹介させて頂きます。

この本には基本動詞、基本形容詞・副詞、基本名詞、ビジネス語彙、生活語彙、精選イディオムに分れています。基本動詞、基本形容詞・副詞、基本名詞はそれぞれLEVEL1とLEVEL2に分れています。この本で紹介されている単語数は約3000語になりますが、3000語も覚えるのが難しいという人はまず基本動詞、基本形容詞・副詞、基本名詞のLEVEL1を覚えていけばいいかと思います。単語の記載のされ方も、

  1. 見出し語
  2. 見出し語を使用した英文
  3. 類義語、派生語、重要語

という順になっており、英文についてはCD付きですので、音声を聴いてリスニング力アップにも繋げることができます。

筆者の使い方は、見出し語をまず覚えて、英語でのメッセージのやり取りなどに使うようにしたり、英文を作る時に文章構成の参考に英文を確認したり、英文の性質として同じ単語はあまり使わないようにするというものありますので、類義語も軽めにインプットします。また、音声を聴いてその音声をそのまま発音するというシャドーイングに使うこともあります。

TOEIC(R)TEST英単語スピードマスターの物足りない点

この本で紹介されている単語はTOEICで出てくる英語をカバーしていますので、必ず役に立つかと思います。しかしながら、TOEICスコアが860点以上の人になると、この本に出てくる単語の8割程度はご存知かと思いますので、物足りなさを感じるかもしれません。英語を話すのに必要な単語数であったり、TOEICの英語をカバーしている本として活用したい1冊です。




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