TOEFL対策 海外留学

TOEFLとは海外留学に必要な資格で読み方はトッフル?トーフル?

TOEFLはETSが問題を作成し英語力を測定するテストです。TOEFLは海外の大学受験や留学に必要なテストで通常コンピューターで解答します。読み方はトッフルが一般的ですね。次にトーフル。トイフルという人もいます。自分が取得する英語の資格の読み方はきっちり覚えておきたいですよね

TOEFLは海外の大学に留学進学する人に必須資格

TOEFLは海外の大学に留学する人や進学する人には必須です。

そもそもTOEFLは海外のCollegeや大学での授業についていけるか?を測るテストです。ビジネス英語のTOEICとは違いアカデミックな内容を主としています。リスニングセクションでは海外の講義が録音されたものを使用したり、学生同士の会話でよくあるものが出題されています。

そのため海外の大学はTOEFLのスコアを参考にするのです。

TOEFLの特徴iBTとITPの受験形式の違い

TOEFLはアメリカのニュージャージー州にあるETSが制作している語学テストです。

現在はiBTと呼ばれるコンピューターで解答するものとITPと呼ばれるマークセンス方式のものが一般的です。ITPテストは大学など団体を対象としており一般の方が受けるTOEFLというとiBTの事を指します。

iBTの特徴は海外の大学へ留学進学してもコニュニケーションに困らない

  • 満点:120点
  • 解答方式:コンピューターにタイプもしくはクリック、ヘッドセットでの音声入力
  • 所要時間:4時間ほど
  • 受験料:235ドル(およそ26,000円)

iBTテストはクリックで解答を選ぶリーディングやリスニングに加え、音声入力を伴うスピーキング、タイプによるライティングの四技能を総合的にテストします。

そのためTOEFL iBTテストのスコアが高い人は海外の大学へ留学・進学してもコミュニケーションに困ること無く授業に参加することもできます。

欠点は受験料の高さと所要時間です。英検やTOEICといった試験に比べTOEFLは格段高い受験料です。さらに試験時間も4時間ほどと記載していますが、人によっては5時間かかる場合もあります。そのため定期的に受験することが困難です。

ITPの特徴は受験料が圧倒的に安い

  • 満点:677点(ITP Level1)、500点(ITP Level2)
  • 解答方式:マークセンス
  • 所要時間:2時間ほど
  • 受験料:関西外国語大学は3,000円(団体によって変わる場合があります)

ITPテストの魅力は何と言っても受験料の安さです。団体やレベル(Level1とLevel2がある、Level1の方が高難易度)によって違うので、所属団体に受験料を問い合わせる必要があります。

おおよそ3,000円以内に収まる場合がほとんどです。更に、試験時間もiBTと比べ半分程度なので継続して受験する際に負担となりにくいのも利点の一つです。

しかし、このITPテストは例えばクラス編成など、あくまでも受験団体内で使用される点数で海外の大学に進学・留学する場合に効力を発することはほとんどありません。その際はiBTテストの結果を提出することとなります。

TOEFLの受験申込方法

TOEFLテストはiBTとITPによって申込方法が変わります。

iBTテストの場合、オンラインや郵送、そして電話が選択できます。その場合はクレジットカードやPayPalを支払いに利用することができます。

iBTインターネット申込みの場合

  1. TOEFL公式ホームページへアクセスし”My Home Page”を作成する。
  2. TOEFLの申込みは作成したMy Home Pageで行うことが出来ます。
  3. 受験料の支払いは7日前までに済ませると225ドル、4日前までに済ませると受験料の235ドルに加え手数料40ドルを支払わなければいけません。
  4. 支払い方法はクレジットカード(VISA, Master, AMEX, Discover, JCB)かPayPalを利用できます。VISAとMasterの場合のみ日本円での支払いが可能です。

なお、受験票は発行されません。
Registration Numberや日程など大切な情報が示されている画面を保存してテスト当日まで保管しておく必要があります。特に大学受験などで「受験には受験票が必須である」という考えが定着している日本人は忘れがちなので注意しないといけません。

iBT郵送申し込みの場合

  1. ETS公式サイトへアクセスし「受験用網及び申込用紙」をクリック。
  2. Registration Formをダウンロード・印刷しボールペンで必要情報を記入します。
  3. クレジットカードの情報を必ず記載してあるかを確認下記住所に郵送

〒101-0062
東京都千代田区駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア5F
プロメトリック(株) TOEFL iBT係

試験4週間前必着でPayPalは使えません。

なおRegistration Numberや必要な情報は後日メールで伝えられます。4週間前に着かない場合、その試験は受験することができません。そのため受験料は235ドルのみです。

iBT電話申し込みの場合

電話申し込みは以下の電話番号に問い合わせます。その前に準備すべき三点があります。

プロメトリック(株) RRC予約センター
03-6204-9830 9:00-18:00、土日祝休

  • その際にETS ID(My Home Pageで確認できます)
  • 身分証明書
  • Registration Form(郵送と同様、予め記入しておく)

7日前までは通常料金の235ドルで受験が可能ですが、それ以降は試験実施前の最終営業日17:00までの受付となっており、その場合は40ドルを追加で払う必要があります。また、支払いにPayPalは使えません。

TOEFLのおすすめの受験申し込みはインターネット申込み

入力が楽なことが理由として挙げられますが、その他にも唯一PayPalに対応していることや必要事項をまとめて印刷できるので一番手間がかかりません。郵送や電話であっても結局はインターネット上で申込用紙をダウンロードしなければいけないのでインターネット申込みが一番楽で効率的ではないかと思います。

ITPテストの場合は受験団体に直接現金で納入することがほとんどかと思われますが、団体によって方法は変わります。そのため、受験する団体に問い合わせる必要があります。

TOEFLの試験日について

TOEFL ITPテストは団体受験です。実施日や試験会場は団体によって変わりますので事前に確認しておくほか、公示してくれる場合もあります。

TOEFL iBTテストはおおよそ毎週末に実施されています。しかし、間隔が不定期なのでTOEFLテストの公式ホームページを確認する必要があります。

https://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/schedule.html

TOEFLスコアの目安

TOEFLのスコアは留学や海外進学に利用されますが、実際にどのような点数を取ることが出来たら良いスコアと呼べるのかを解説します。なおITPテストは団体内で利用するための点数となるので本項ではiBTテストに話を絞ってお伝えします。

100点以上 一流大学への進学・留学に必要 TOEIC900点相当

ハーバード大学など世界的に名のしれた大学へ進学・留学するためには最低でもTOEFL iBTテストで100以上のスコアを収めなければなりません。TOEICでの換算スコアはおよそ900点台、TOEFL ITPテストだと600点台です。

80点以上 4年制大学への進学・留学に必要 TOEIC800点相当

一流大学でなくとも4年生のユニバーシティへ進学するためには最低80点は必要です。80店の目安は「なんとか授業についていけるレベル」でTOEICだと700点台後半、TOEFL ITPテストだと500点台後半相当です。

60点以上 カレッジ(短期大学)への進学・留学に必要 TOEIC600点相当

60点台はないとカレッジへの進学・留学でさえ厳しいと考えたほうが良いです。60点台相当の英語力だと授業についていくのも困難で苦労する事が予想されます。TOEIC600点相当、TOEFL ITPテストだと500点半ば相当です。

このように日本人として一番わかり易いであろうTOEICで600点相当のレベルを持ってしてもカレッジに通うのがやっとの状態です。日本では新卒に求められる英語レベルです。

勉強を行う上で励みになることわざ

TOEFLの試験は難しく得点レンジが狭いです。そのため一点の差が評価に大きな影響を及ぼします。得点が安定しない時も多いですがそんな時に銘じるべき英語のことわざを紹介します。

“Practice makes perfect”
勉強は取り組み続けることで完成されてゆく

つまり「継続は力なり」です。
TOEFLに限った話ではありません、英語学習は継続命です。10分でもいいので毎日英語と触れ合う時間を大切にして学習に取り組むことで必ず語学力は向上します。

TOEFL iBT受験者におすすめの参考書

TOEFL iBTの受験を目指している人におすすめな書籍を紹介します。TOEFL iBTテストは受験時間も使用する技能も多いです。そのため一冊で完結することはなかなか難しいことです。

しかし、最初の一冊におすすめできるのはTOEFL iBTテストの公式問題集です。

TOEFLは問題文も音声支持も全て英語で行われます。それに慣れようと全て英語で書かれたテキストを使用する事も良いですが毎日続けるには少々ハードルが高いのも現実です。

この公式ガイドブックは要所を日本語で解説しており学習の継続に大きな貢献をもたらします。内容も充実しており公式が出版しているだけあります。おすすめです。

TOEFL ITP受験者におすすめの参考書

TOEFL ITPテストはペーパーベースの試験です。なのでTOEFLのリーディング、リスニングを解説している参考書がおすすめです。

数ある参考書の中でも「全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策」は
TOEFL頻出の文法問題を何パターンにも分析しています。
そのためTOEFL ITPテストの出題傾向が分かるようになるため
正答率が上がること間違いなしです。

この「全問正解シリーズ」はリスニング対策に関する本も出版しています。
同時に活用すると効果的に点数を上げることが出来ます。

まとめ

TOEFLに限らず英語学習の鉄則は「継続する」「何度も解く」「声に出して読む」この3つは絶対です。筆者はTOEFL ITPテストの点数を150点上げるために同じ本を10周は解きました。さすがに10周も解いてしまうと問題の内容も覚えてしまうので、問題と解答を覚えてき始めたら次の参考書に取り掛かりました。参考書を一度解いたら終わりという風に使うのはもったいないです。




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