オンライン英会話には多くの種類があり、中には受講者が自分で先生を選択できるものも存在します。そんな時に気になるのが、講師がネイティブか否か。講師のレベルや選んだ授業の種類にもよりますが、多くのサイトではネイティブ講師の方が非ネイティブ講師の授業より高い傾向にあります。サイトによっては値段が2倍以上違うところも!
オンラインレッスンは初めて受講するからやっぱり値段が高くてもネイティブ講師を取るべき?
それとも値段を考慮して非ネイティブ講師を選んだ方が良いのかしら?
今回はそんなオンライン英会話初心者の方にも分かりやすいように、非ネイティブ講師とネイティブ講師の違いをまとめてみました。
非ネイティブ講師のメリット
非ネイティブ講師よりもネイティブ講師の方が英語を学ぶには良いと考えている方はいらっしゃいませんか?
実は非ネイティブ講師にもネイティブ講師に負けない強みがたくさんあるのです。今回はそんな中から3つのメリット、そして非ネイティブ講師の授業を取るデメリットも
低価格
非ネイティブ講師の強みといったら一番はやはり価格帯なのではないでしょうか。
非ネイティブ講師はインドネシアやフィリピンといった東南アジア出身者が多く、比較的安値で講師を雇うことが可能なためネイティブ講師よりも安い価格で授業を提供できます。しかも中には日常生活で英語を使っている人もおり、非ネイティブといえどかなり高品質の授業であることも多いです。
講師母体数
世界には英語人口が約15億人いると言われていますが、その内の約11億人は非ネイティブです。そのため講師母数は圧倒的に多いです。つまりオンライン英会話の授業が取りやすい!英会話受けたいけれど時間に余裕がない。。そんな方には非ネイティブ講師はもってこいなのです。
基礎英語力の強化
非ネイティブの先生は簡単な言葉を使って話してくださる方が多いので、英語があまり得意ではない人でもかなり分かりやすいです。
それだけでなく、彼らの中には自分の生徒にとっておきの英語勉強方法を教えてくださる方もいます。特に非ネイティブ講師はビジネスとして英語を教えていた経験がある人もおり、”基礎を教える”という点ではネイティブ講師に優っているのです。
非ネイティブ講師のデメリット
非ネイティブとの圧倒的な違いは発音やアメリカやイギリスの最新の言葉や言い回しですね
発音
通じる英語と発音の正しい英語は異なります。もし発音矯正を目的としてオンライン英会話の授業を受けたいのであれば、非ネイティブ講師は不向きです。しかも訛りは一回付くと直すのが難しいので、もし英語は得意だけど発音を矯正したいのであれば、ネイティブ講師の授業の方が強い独特のなまりが付くことはないので安心です。
本場の英語
オンライン英会話の受講を考えている人の中には本場の言い回しを知りたいという人もいるかと思います。そのような人が非ネイティブ講師の授業を取った場合、比較的古い言い回しは教えてもらえても、最新のものを教えられる人はなかなかいません。もしあなたが上級英語を学びたいのであればネイティブ講師の授業を取ることをお勧めします。
ネイティブ講師のメリット
非ネイティブ講師のデメリットがネイティブのデメリット
発音
英語の発音は間違いなくネイティブ講師に勝るものはありません。英語にも地域ごとの訛りは存在しますが、日本語の方言のようなものではなくどこもあまり変わりません。つまりネイティブであれば、どこの国、どこの州出身者であっても基本の発音は変わりません。また、”リンキング”という単語と単語を繋げて発音する話し方は非ネイティブ講師はあまり使いませんが、ネイティブはよく使用します。いざ現地に行った時、聞き取ることができなかったら元も子もありません。しかし、ネイティブ独特の発音もネイティブ講師であればしっかりと学ぶことができるのです。
本場の英語
ネイティブ講師の授業を取ると、会話を通して本場の文化を知ることができます。またあなたが学生であれば現地で流行っているものや若者言葉も知りたいですよね。そんなあなたの願いを叶えてくれるのはネイティブ講師の方です。日本でも流行りはすぐに変わっていきますが、それはどこの国も共通です。英語を学ぶついでに本場の情報まで仕入れることができちゃうなんて一石二鳥ですよね。
ネイティブ講師のデメリット
やはり値段と教える基礎学力がネイティブでは問題になってきます。日本人が日本語を外国人に教えると思えばわかりやすいですね
高価格
ネイティブ講師は基本アメリカやイギリスなど賃金の高いところの出身者です。そのため必然的に安い賃金でも働いてくれる非ネイティブ講師に比べ授業料金が高くなります。
また母体数が少ないのにもかかわらず需要も高いため予約も難しい場合もあります。
基礎英語力
ネイティブだからと言って英語を教えるのが上手いとは限りません。外国人の友達に日本語を教えた経験はありませんか?ある方の中には自分の母国語だとはいってもうまく教えられないという経験がある方もいらっしゃるかと思います。それと同じで、母国語だからこそ、相手に合わせたスピードで話すことができなかったり、文法が少し違ったりと英語初心者に取っては難しい授業になってしまうことがあるのです。せっかくお金を払って受講するなら少しでも自分の身になる授業を受けたいですよね。もしあなたが英語がとても苦手なのであればネイティブ講師だからという理由で取るのではなく、先生の講師歴やレビューを見て取った方が良いのかもしれません。
まとめ
今回は非ネイティブ講師とネイティブ講師の違いについてお伝えしました。どちらにもメリット・デメリットがありますが、自分の英語レベルや用途に合わせて非ネイティブ講師とネイティブ講師を使い分けることをお勧めします。