英会話スクールを選ぶ時には講師がどんな人なのかも気になります。現在多くのオンライン英会話ではフィリピン人などの外国人講師が中心です。なかには、日本人講師がいるスクールもありますが日本人講師にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
日本人講師のメリット
英会話スクールで日本人講師のメリットは日本語が話せる、文法に詳しい、日本人のことを理解しているの3つとなります。それでは具体的に英会話講師で日本人のメリットとは
日本語が通じる
日本人講師の最大のメリットは日本語で会話ができることです。
日本人講師なら、日本語で質問できますし、細かなニュアンスなども伝えられます。
英語だと躊躇してしまうささいな疑問も聞きやすいはずです。
日本語のこれは、英語で何て言うのか?といった質問や、こんな場面では何て言えば自然な表現ができるのか?なども日本語で聞く事ができます。
当たり前のようですが英語を勉強する時に日本語で勉強するか、英語で勉強するかは大きな違いになります。
特に初心者は英語で質問したいけど何て言っていいか分からないと思う人は多いはずです。
質問できないから、分からないままになってしまって結局解決できない・・・レッスン代を払って勉強しているのにそれではもったいないです。
文法に詳しい
実はネイティブイングリッシュスピーカーには、英語の文法が苦手な人が多くいます。
日本人も日本語の文法は難しいと感じますよね。
文法を使いこなしていても、人に分かりやすく説明するのには専門の知識が必要です。
日本人講師なら英語の文法も基礎からしっかり学んでいるので説明も上手にしてくれます。
日本語の文法と比較しながら教える事も可能です。
文法の説明を受ける時に英語だと余計に難しく感じてしまいますが、日本語講師なら安心です。細かなポイントも分かりやすく答えてくれます。
日本人の事をよく分かっている
同じ日本人なので英語の苦手なポイントや効率の良い学習方法などをよく理解しています。
同じように講師自身も英語を勉強してきたので同じ立場でレッスンを受けられます。
英語を学ぶ人の気持ちも分かるので話も聞いてもらえ、学習についての相談やアドバイスも受けやすいです。
おすすめの教材や勉強方法なども教えてくれるはずです。英語の勉強で困ったことがあれば相談にのってくれるでしょう。
日本人講師のデメリット
日本人の英語講師のデメリットは発音が悪い、日本語でつい質問してしまう。レッスン料金が高い
発音がネイティブではない
英語が堪能でも発音はネイティブスピーカーに比べるとやや劣ると考えられます。ネイティブと全く同じようにとはいきません。
小さい頃から英語を話していた帰国子女やバイリンガルの日本人なら発音はネイティブ並みというケースもあります。
講師によってばらつきがありますので、発音を求めるならネイティブやセルビア人などがおすすめです。
英語を使わずつい日本語を話してしまう
日本語が通じるのはメリットでもありますが、同時にデメリットでもあります。
英語で話さないといけないけど日本人が相手だとつい日本語になってしまう場合があります。
日本語が通じないのなら、なんとかして自分の意思を英語で伝える努力をしますが、日本人講師だと英語で話さないと!という緊張感が無くなってしまうこともあります。
ネイティブの講師とレッスンを受ける時のような臨場感や英語を話しているという実感は少なくなってしまいます。
料金が高い
フィリピン人講師などの格安オンライン英会話スクールと比較すると日本人講師のレッスン料は高く設定されています。
人件費を考えれば、日本人が高くなるのは仕方がないと言えます。コストを優先して選ぶのなら日本人講師はおすすめできません。
自分に合わせて講師を選ぼう
日本人講師にはメリットもデメリットもあります。
それは英語圏のアメリカやカナダにイギリス、第2外国語で有名なフィリピンやセルビアの講師でも同じです。
日本人講師は初心者で講師に英語で質問ができないという人におすすめします。
日本語だからこそできるレッスンも数多くあります。自分の英語のレベルや勉強の目的に合わせてどんな講師が良いのか選ぶようにしましょう。
しかし、英語を学ぶ目的は外国人と話す!なので、オンライン英会話で英語を喋るに慣れたらすぐにフィリピンやセルビア、アメリカイギリスのネイティブ講師に変えていきましょう。