オンライン英会話をやっても効果が出ない。ネイティブのように英語を話せるようになりたい。そんな人におすすめなのがカランメソッド。
カランメソッドとは英語脳を鍛える英語学習
日本語で話しているとき、つい思ったことがそのまま言葉に出ていたってことがありますよね。特に意識もせずに、何人とも会話ができると思います。これは、日本語を無意識に話している状態なのです。
これを日本人が英語の質問に対して無意識に英語で反応できるように矯正して、英語脳を作り上げるためのトレーニング。それがカランメソッドなのです。
カランメソッドのやり方
カランメソッドはダイレクトメソッド(直接教授法)とよばれ、講師も生徒も英会話を通して直接英語を学びます。基本的にはテキストなどをレッスン中には使いません。
先生が話す英語をそのまま瞬間的に繰り返したり、先生の英語の質問に対して、すぐに英語で返答する。
日本語で考える間を与えない程のスピードで会話を行います。
そのため通常のオンライン英会話だと1レッスン1000単語程度ですが、カランメソッドだと1レッスンで4000単語ほど喋ることになります。
とにかく黙っている時間がない。英語を聞いているか喋っているかをひたすら続けるレッスンになります。
英語をシャワーのように浴びるのです。
想像してみてください。赤ちゃんが言葉を喋れるようになるのは、教科書などで勉強するのではなく、親からひたすら喋りかけられて、それを真似して覚えますよね。
その日本語をマスターした赤ちゃんと同じ状態をカランメソッドで体験するのです。
カランメソッドは間違ってもいい繰り返し話すのが大事
テキストを見ることができないので、リスニングとスピーキングに集中することができるのです。
間違えたら、先生が訂正して修正してくれます。詰まったら先生が言い直してくれるので喋れないことはありません。そのかわり集中して英語の反射神経を身に着けていきます。
新しい英単語も先生の発音でマスターするので発音も良くなっていきます。
カランメソッドの効果は350時間が80時間に勉強時間短縮
ケンブリッジ英検 プレリミナリー (PET)というヨーロッパ語学検定協会が主催しているイギリスやアメリカなど世界中の大学に入学するために英語力を証明するために必要な資格です。
このPETの資格に合格するには350時間かかると言われていますが、カランメソッドを利用したところ80時間で合格したという実績もあり、合格率は95%と非常に高いものになっています。
1日1時間勉強しても1年かかります。ビジネスマンが英語をある程度習得しようとすると1年後となります。
しかし、カランメソッドなら3ヶ月で一定レベルの英語スキルが身につきます。海外留学や英語力が必要とされる部署に配属されたら即戦力となるために、短時間で一気にスキルアップしなければいけない。
そんな忙しい人におすすめの英語学習方法です。
カランメソッドノ実証実験!大学生がTOEICを平均110点アップ
明治大学の教授がカランメソッドを提供するQQEnglishと明治大学の学生に21人に対して実際に80時間マンツーマンレッスンを受けてもらった結果があります。
なんと最大250点アップ。平均110点のTOEICスコアアップでした。
参照元:https://www.qqeng.com/callan_jissyou/
実はこのカランメソッドはロンドンのカランスクール本校から正式に認められた、数少ない正式認定校のQQENGLISHで行われたのです。
QQENGLISHはノンネイティブのフィリピン人の英会話講師のマンツーマンオンライン英会話です。しかし、フィリピンは第2外国語の英語学習率が世界で1位なのです
英語の正しい発音がマスターできるLとRも大丈夫
カランメソッドは英語脳を作り英語を聴く喋るをマスターするためのもの。ネイティブよりも癖がすくない発音をするフィリピン講師が多いので、丁寧な英語の発音を真似することによって日本人訛りの英語を矯正し、LとRを聞き取れる喋れるようになります。
発音が聞き取れて喋れるようになれば、英語特有の主語と動詞の短縮した部分も聞こえるようになります。
- I’m
- You aren't
- I'll
- I'd
- It's
主語で文章の一番最初に出てくるのに、聞き取れない!っということがなくなります。
冠詞や前置詞も使えるようになる
ひたすら、英文を読んで真似していくので、無意識で THE a an などの冠詞 の使い分けが身につきます。どの単語のときにTheがつくのか、aが付くのか、考えればわかることですが、会話はリズムが大事です。どんどん慣れてしまいましょう。
特にわかりにくいのが前置詞です。時間や曜日、日付などat on in どれ使うの?場所の時はどれがいいんだっけ?っと悩んでしまいますよね。下によく見る前置詞の一覧をちょっとだけ載せておきます。
- at
- on
- in
- by
- for
- to
このような前置詞も単語とセットでどんどんひたすら繰り返し喋っていれば覚えていけます。英語に限らず繰り返し使うことでマスターしていきます。
日本語で言う『てにをは』みたいなものですね。
カランメソッドは効果なし?英語の拒否反応が強いかも
カランメソッドはテキストを使わない会話だけのレッスンなので、コニュニケーションを取るのが苦手な人や英語に拒否反応が強い人は効果が出ない可能性があります。
とくに学校での減点式テストが当たり前の日本人は、間違ってはいけないと思い萎縮してしまう可能性があります。
ひたすら喋り続けるので、スパルタ教育のような感覚で怒られているのかもしれないと感じる人もいます。
英語は好きだけど、学校の授業が嫌いだった人は、英語になれるためにまずは優しくマイペースでできるオンライン英会話を選ぶのをおすすめします。
カランメソッドよく比較される同じタイプの英語学習法のスピークユアマインドメソッド